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「awabi ware 展」レポート

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受け継ぐ器をコンセプトに、日用食器を制作しているあわびウェア。淡路島の美しさと書いて「あわび」、あわびウェアの「ウェア」には製品という意味があります。江戸後期から明治期に栄えた珉平焼(淡路焼)の制作スタイルに学びながら、生活道具としての器をつくっています。

珉平焼は江戸後期、賀集珉平によって始められた焼き物で、珉平焼または淡路焼ともいわれ淡路を代表する焼き物です。鮮やかな色調が特徴だそうで、画像検索してみると黄色や緑、鮮やかな青など、華やかな焼き物の写真が並んでいました。形はシンプルなものが多く、あわびウェアに通づるものを感じます。

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あわびウェアの岡本純一さんは、もともとは美術大学で彫刻を専攻されていたそうで、2010年に出身地である淡路島に移住されてから、古物に学びながら独学で器づくりを始められました。ろくろを回して形成するのではなく、石膏型を使ってつくられるあわびウェアの器は、シンプルで美しく、それでいてあたたかみのある質感で、製品と作品の間のような印象。

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あわびウェアのお皿を見ていると、料理をのせたイメージがあれこれ浮かんできます。和にも洋にも、エスニック料理なんかにも馴染んでくれる、なんとも懐の深い器です。主張しすぎず、かといって溶け込みすぎずに彩りを添えてくれます。美しくて使いやすくて、きっと何年も何十年も、使い続けることのできる器でしょう。欠けたり割れたりしても、金継ぎされた美しい姿が想像できます。

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兵庫県の淡路島で活動されているので、なかなか東京でawabi wareの個展をされることが少なく、今回が東京では2回目の個展です。淡路島から車で380点以上の器を持って来てくださいました。初日はこの個展を楽しみにされていたたくさんのお客様にご来店いただき、お店番2人プラス助っ人1人でてんやわんや。お会計もお待たせしてしまい、ご迷惑をお掛けしました。

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インスタグラムで写真を見ていらしていただく方も多いようです。ハッシュタグの「#awabiware」をたどると、あわびウェアの器に美味しそうな料理が盛られている食卓の写真を見る事ができてとても楽しいですよ。
このブログにのっている写真は11月12日現在の様子です。たくさんの器を多くのお客さまの元へと送り出しましたが、まだまだ素敵な器が揃っています。これだけの量を一度に東京でご覧頂ける機会はなかなかありませんので、今からでもぜひぜひお越し下さい!


Awabi ware 展
2016年11月3日[木・祝] - 11月21日[月]
OPEN 12:00-19:00 (CLOSE:火・水・木曜日)



スタッフ:イイヅカ